Y’sロードクロスバイク館は初心者が行くべき自転車専門店なのか

 

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photo by Jérôme Sadou

こんにちは。konchikuです。今日は、友人が格安2万円マウンテンバイクからクロスバイクを買い換えたいとのことで、新宿の某クロスバイク専門店に一緒に行ってきました。

そこで、ここは本当にクロスバイク専門店なのか?という違和感を感じてしまいました。これからクロスバイクを購入しようと考えている人の参考になればと、記事にしておきます。

入店時の第一印象は?

クロスバイク専門店だけあって、めちゃくちゃ種類があります。友人の第一印象は、「何がいいのか分からない!」でした。クロスバイクをかじっている僕でも、同じ意見でした。

もしかりに、初めてクロスバイクを購入するなら、迷わずスタッフに相談することをオススメします。日曜日の夕方に行きましたが、スタッフは5,6人常駐されているようなので、比較的容易に相談に乗ってくれそうです。

クロスバイク館といいつつも、マウンテンバイクやファットバイク(タイヤが極太)、シングルスピードバイク(変速ギアなし)など多様な種類があります。

この辺りも、スタッフに「街乗り自転車通勤用」と言えば、サスペンションなし・タイヤ28c前後のモノをセレクトしてくれるとは思いますが、聞かなければ分からないでしょう。

「商品数が多いこと」イコール「顧客に優しい」とは必ずしも言えません。商売は常に売り手の都合と顧客の都合の妥協点のバランスです。顧客の都合ばかりでは、商売にならないし、売り手の都合が優先された店では、顧客満足度は感じられないでしょう。

ショッピングモールやスーパーマーケットなら、顧客満足度は気にしませんが、安くても5〜10万円という高価な買い物です。買ってよかったと思えるには、自転車屋選びはとっても大事です。

試乗する意味を考えてみよう

さて、仮にショップのスタッフに相談して、2,3台のクロスバイクに候補が絞れたとします。ここで最も大事なのが試乗です。
僕がクロスバイク選びで一番大事だと思っているのは「とにかく乗ってみる」です。どれだけ気に入ったデザインでも、ブランドのコンセプトでも、乗ってみて「あれしっくりこない?」と思うならその自転車は買うべきではありません。

無理して購入しても、クロスバイクは「しょせん移動手段」にしかならず、趣味として付き合っていく愛車にはならないでしょう。
ロングライドをしてみようと思うこともなく、自転車通勤も苦痛になります。

反対に、自分にフィットするクロスバイクと出会うことが出来たなら、クロスバイクで100kmのロングライドもしたくなります。自転車の魅力に取り憑かれロードバイクも購入してレースに出てみたいとか、一生たのしめる趣味になります。

自分にピッタリのクロスバイクを探すための試乗の重要さはそれほどなのです。では、Y’sロードクロスバイク館の試乗はどうでしょうか?

試乗できる時間に注意が必要

まず、Y’sロードのWebサイトには「日没まで」と記載されていますが、実際は17時まででした。17時20分の段階で試乗できないか聞いたところ、NGでした。試乗を希望する人は事前に抑えておきましょう。

ちなみに、本日の日没時刻は18:51とGoogle先生は教えてくれました。
東京日没
新宿という土地柄、5〜10万円の自転車を店外の目の届かぬ場所に出すのはリスクの伴うことなので、日没もとい17時までというのは、店の都合を考えると仕方ないとは思いますが、もう少し顧客サービスがあって欲しいところです。

もしかしたら、試乗してフィーリングが合えば、それで即買いするかもしれないのに…

試乗できる車種・サイズはどうなのよ?

「試乗ができる!」と謳っているY’sロードクロスバイク館ですが、果たしてその実態は!?数えたわけではありませんが、数として20車種くらいでしょうか。それだけ聞くと「おぉ!!」と思います。

でもですよ、もし自分が買いたいクロスバイクでサイズの合ったものがなければどうなのよ?

スタッフに聞いたところ、「違う車種で、自分に合うサイズを試乗してみるか、展示してある自転車は店内ですべてまたがることはできるので」との回答。

「違う車種の自分に合うサイズを試乗しても、自分が欲しい車種の自分に合うサイズで試乗できなかったら意味なくないですか?」と言いたい!

その「試乗ができます!」って本当にお客さんへ向いていますか?

僕がはじめコーダブルーム東越谷店に行った時、展示してあったクロスバイクを試乗させてもらいました。サイズはもちろん自分に合うモノを。股下の長さは図らず、またがってサドルの位置調整をしてもらいました。それで、フレームへの力の伝わらなさというか、安定性のなさを感じ、「ちょっとなぁ・・・」と思い店を後にしました。

その店のスタッフに「自転車はどんなコンポーネント(部品構成)であっても、乗ってみないと分からない。コンポーネント以前に車体に合うか合わないかが重要だ」と教えてもらい、結果的にコーダブルームじゃないと結論に至りましたw

次に、「春日部・越谷周辺のプロショップとしてのサービスならばここ!」という口コミがあったバイクプラス三郷店を訪れました。バイクプラス三郷店はTREK専門店です。

TREKはエントリモデルFX7.2でさえ、自分の予算の5万円よりも1万円以上高く、コンポーネントやタイヤの幅はイマイチと思っていました。
ほとんどすべての車種の試乗が可能。しかも、専用の測定器で股下も測ってもらいました(ちなみに82センチでした)。そして、TREKが理論的にはじき出した数値にサドルの高さを合わせて試乗させてくれました。

この2店舗とY’sロードとの違いって大きいですよ。なんか、Y’sロードには「所詮5〜10万円のクロスバイクでしょ?そこまでサービスできないよ・・・」という空気を感じざるを得ませんでした。(あくまで僕個人の感想です)

試乗のあるべき姿

試乗のあるべき姿って、自分が欲しい車種で自分が乗るべきサイズの自転車に乗れなければ試乗ではないです。
そして、違うメーカーのフレームを乗り比べることをオススメします。
フレームの性能差と自分の体との相性は意外とあるモノです。

僕はクロモリの細さに魅力を感じなかったので、選択外でしたが、クロモリとアルミで悩んでいるならば、その違いも試乗して確かめるべきです。「乗ってみないと分からない」ですから。

アフターサービスも含めた価格比較をオススメする

Y’sロードの一番の売り!それは、顧客サービスではなく、「定価より1割引きの価格」でしょう。安く買える販売店の中では、そこそこの顧客サービスです。

しかし、考えてみてください「たかが5〜10万円のクロスバイク」の1割引きは、「たかが5,000〜10,000円引き」です。

5,000円の差で、これからの自転車ライフをともにするのは、【スペック表だけを見て喫茶店でお見合いをして、結婚するようなモノ】です。
それは言い過ぎですがw、僕なら、10,000円高く払ってでも、自分が買いたいそのものを試乗させてくれる店で買います。

そして、忘れてはならないのが、アフターサービスです。

Y’sロードでは、1ヶ月点検をしてくれます。自転車は100kmくらい乗るとワイヤー系統が伸びる「馴染み」という症状が発生します。それを調整しておかなければブレーキの効きが甘くなったり、変速が思うように入らなくなったりと危険なノリモノになります。

そのための1ヶ月点検は必須です。Y’sロードで購入したら、必ずこのサービスを利用しましょう。

ところが、僕自身クロスバイクに乗車して2ヶ月半立ちますが、最近ブレーキのワイヤーの緩みを感じています。明日、バイクプラス三郷店に持っていって、購入後1年間有効の再整備工賃無料サービスを受けようと思います。

つまり、1ヶ月以内の1回無料の点検では足りなくない?といことです。
僕が神経質すぎるのかもしれません。しかし、クロスバイクでも、橋の坂を下るくらいでも40km/h以上でます。そんな中で、再整備を1回だけで乗り続けるなんて、考えただけでも恐ろしくなります。

どんな人にY’sロードクロスバイク館が合ってるの?

Y’sロードさんは、あくまで一対多の量販店的なスタンスです。今回はコンシェルジュ的な接客を受けずに店内を回りましたので、自分にあった自転車通勤用のクロスバイクを選べるかは、スタッフの接客次第でしょう。そんな接客をしてくれることを願うばかりです。

スタッフは、丁寧に対応してくださいましたので、嫌な思いをすることはないでしょう。そして、価格は定価の1〜1.5割引です。

そんなお店と分かった上で、「それでもいいや」と思える人には合っているんでしょう。

最後に言わせて

5〜10万円のクロスバイクの接客とアフターサービスにそこまで求める僕がモンスターカスタマーなのかもしれませんが、そこまでサポートしてくれるショップを知ってしまった僕は、Y’sロードのレベルでは満足できないんです。

初心者が入りやすい店ではありますが、本当にこれからスポーツ自転車を始める人が購入をする店なのか?と思うと僕には納得できません。

僕が、今満足している自転車プロショップのことを書いた記事はこちら。

バイクプラスのパンク修理無料のサービスを受けにいってわかった3つのこと

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